車の税金はいくらかかる?初心者向けに解説

みなさんは、車にかかる税金が
いくらかかっているか知っていますか?

車を購入・維持すると、
税金の支払いが発生します。

でも種類が多くて、
分かりにくいのも事実です。

「いつ、何の税金を払っているの?」

しかも軽自動車と普通車では、
税額が変わる部分もあります。

初心者が混乱しやすい、車の税金。

今回は、車の購入・所有で意識しやすい税金を、
初心者向けに分かりやすく解説します。

目次

結論|購入・所有で意識したい税金は主に3種類

最初に、車の購入や所有で
意識することが多い税金を紹介します。

  • 自動車税・軽自動車税|毎年支払う
  • 自動車重量税|新車購入時や車検時に支払う
  • 消費税|車両やオプションなどの購入時にかかる

名前をすべて覚える必要はありません。

どんな時に、
どの税金を支払っているのか。


まずは、そこを理解しておくことが大切です。

ガソリンなどの燃料価格にも税金は含まれていますが、この記事では車の購入・所有時に直接意識しやすい税金を中心に解説します。

税金①|自動車税・軽自動車税

まずは、自動車税と軽自動車税です。

これは、毎年4月1日時点で
車を所有している人に課税される税金です。

軽自動車と普通車では、
税額の決まり方が違います。

区分年額の例
軽自動車10,800円
普通車 1.0L以下25,000円
普通車 1.0L超〜1.5L以下30,500円
普通車 1.5L超〜2.0L以下36,000円

自家用の軽乗用車で、
2015年4月1日以降に最初の新規検査を受けた車なら、
基本の軽自動車税は10,800円/年です。

一方、普通車の自動車税は、
排気量が大きくなるほど税額も上がります。

上の普通車の金額は、
2019年10月1日以降に初回新規登録された
自家用乗用車の代表例です。

初回登録時期や車種、経過年数などによって実際の税額は異なります。毎年届く納税通知書で、自分の車の金額を確認しましょう。

こうして比べると、
軽自動車と普通車では
税金だけでも年間1万円以上の差が出るケースがあります。

長期所有になると、
こうした差も積み重なっていきます。

軽自動車と普通車では、税金以外の維持費にも違いがあります。具体的な差はこちらの記事で比較しています。

税金②|自動車重量税

次は、自動車重量税です。

自動車重量税は、
新車購入時や車検時などに納める税金です。

普通車の場合は、
基本的に車両重量によって税額が変わります。

一方、軽自動車は、
普通車のように重量ごとの区分はありません。

  • 普通車|車両重量などで税額が変わる
  • 軽自動車|重量による税額区分はない
  • 車の経過年数でも税額が変わる場合がある
  • 環境性能によって免税・軽減される場合がある

また、環境性能に優れた車については、
条件を満たすことで重量税が
免税・軽減される場合があります。

いわゆる「エコカー減税」です。

制度の基準は変更されることもあるため、
新車を購入する際は、
その車が対象になるか確認しておきましょう。

自動車重量税は、
車検費用の中に含まれている税金です。


普段は意識しにくいですが、車検見積りを見ると法定費用の中に記載されています。

自動車重量税以外に、車検で何にお金がかかるのか気になる方はこちらの記事も参考にしてください。

税金③|消費税

意外と忘れがちですが、
車を購入するときには消費税もかかっています。

車両本体だけでなく、
課税対象となるオプションや用品、
作業費などにも消費税がかかります。

ただし、現在は販売価格自体が
税込で表示されていることが一般的です。

消費税自体は日常的に支払う税金ですが、
車は金額が大きいので、
税金として含まれている金額も
大きく感じやすい買い物です。


購入するときは、
車両価格だけでなく支払総額を確認しましょう。

車は本体価格以外にも、登録費用や保険などがかかります。購入時の総額についてはこちらの記事で解説しています。

環境性能割は2026年3月末で廃止された

以前は、車を取得するときに
「環境性能割」という税金もありました。

新車だけでなく、
条件によっては中古車も対象になる税金でした。

ですが、環境性能割は
2026年3月31日をもって廃止されています。

2026年4月1日以降に取得する車については、現在の環境性能割を支払う必要はありません。

古い記事や過去の見積りを見ると、
環境性能割という項目が残っている場合があります。

初心者の方は、
情報がいつ時点のものなのかも
確認するようにしましょう。

古い車は税金が上がることがある|13年・18年が目安

車が古くなると、
税金が高くなるケースがあります。

ただし、すべての税金が
同じタイミングで上がるわけではありません。

税金重くなる主なタイミング
普通車の自動車税ガソリン・LPG車は13年超、ディーゼル車は11年超など
軽自動車税13年経過
自動車重量税13年経過・18年経過など

普通車の自動車税では、
一定年数を超えたガソリン車やディーゼル車などが
おおむね15%重課される仕組みがあります。

一方、自家用の軽乗用車では、
13年経過後に12,900円となるケースがあります。

さらに自動車重量税は、
13年、18年と経過することで
税額が高くなる車があります。

「13年経ったら、
すべての車の税金が一律で上がる」わけではありません。


電気自動車やハイブリッド車など、重課の対象外となる車もあります。また、重量税も車種や重量、環境性能によって実際の税額が異なります。

あまり多くは言いませんが、
「モノに愛着を持って長く使う」
という考え方を大切にしている私としては、
少し複雑に感じる制度でもあります。

もちろん、古い車でも
状態が良く、きちんと整備されている車はたくさんあります。

税金だけで手放すかどうかを決めるのではなく、
修理費や整備費まで含めて判断することが大切です。

年式の古い中古車を検討する場合は、税金だけでなく購入後の整備費用にも目を向けておきましょう。

税金を安くする方法はある?

基本的に、今乗っている車のまま
税率そのものを自分で下げることはできません。

ですが、次に車を選ぶ段階なら、
税金の違いを判断材料にすることはできます。

  • 普通車から軽自動車へ乗り換える
  • 排気量の小さい普通車を選ぶ
  • 重量税の減税対象となる車を検討する
  • 古い中古車なら経過年数による重課も確認する

特に軽自動車は、
税金だけでなく、タイヤや消耗品なども
普通車より安く済みやすい傾向があります。

私も維持費のことを考えて、
普通車から軽自動車へ乗り換えました。

ただし、
税金が安いという理由だけで
車を選ぶ必要はありません。


乗り方や家族構成、走る距離なども含めて、
維持費全体のバランスで考えることが重要です。

現場で多かったケース

購入後に維持費で困るケース

私の現場時代、税金そのものよりも「思ったより維持費がかかる」という相談を受けることが多くありました。

特に、車両価格だけを見て排気量の大きい中古車を購入し、あとから税金や燃料代、車検費用の高さに驚くケースは印象に残っています。

たとえば、

  • 自動車税が思ったより高い
  • 車検が予想以上に高かった
  • ハイオク指定で燃料代がきつい
  • タイヤやメンテナンス費用が高い

など、購入後に初めて気づく方もいました。

グレードの高い車や大きな車を
買うこと自体が悪いとは思いません。

私自身、車が好きなので、
乗りたい車を選ぶ気持ちもよく分かります。

だからこそ、購入する前に
「買えるか」だけでなく、
「その後も維持できるか」を確認する。


長く愛車と付き合うためにも、
それが一番大切だと思います。

税金だけでなく、保険・燃料・車検・メンテナンスまで含めた維持費全体はこちらの記事で解説しています。

まとめ

  • 車の購入・所有では自動車税・軽自動車税、重量税、消費税などが関係する
  • 自動車税・軽自動車税は毎年かかり、軽自動車と普通車で金額が違う
  • 自動車重量税は車検時などに支払い、重量や経過年数などで変わる
  • 環境性能割は2026年3月31日で廃止された
  • 古い車は一定年数を超えると税金が高くなる場合がある
  • 車を買う前に税金を含めた維持費全体を確認することが大切

この記事が、みなさんの判断材料になれば幸いです。


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この記事を書いた人

Drive & Life 運営者のアバター Drive & Life 運営者 元GSスタッフ・3級自動車シャシ整備士

「Drive & Life」運営者です。

元ガソリンスタンド勤務で、3級自動車シャシ整備士を取得。
管理者業務やお客様対応のほか、車検整備・分解整備、点検や消耗品交換などの実務も経験してきました。

これまで車に携わってきた知識と経験を活かし、
車初心者が「自分で判断できる」ための情報を、分かりやすく発信しています。

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