2015年12月1日、
私のもとに1台の車がやってきました。
日産 ノートNISMO S。
初めて自分が「欲しい」と思って選んだ車で、
迎えた日のことは今でも鮮明に覚えています。
そこから約10年半。
走行距離は16万kmを超えました。
妻と出会い、結婚し、娘が産まれ、育児が始まりました。
生活が大きく変わっていく中でも、いつもそばにいてくれたのがノートNISMO Sでした。
今はすでに手放しましたが、
私にとっては今でも大切な「相棒」です。
今回は、10年半・16万kmを一緒に走ったからこそ感じた、
ノートNISMO Sへの本音をまとめます。
買って本当に良かったと思える1台だった
不満がまったくなかったわけではありません。
10年半、16万kmも乗れば、
修理や消耗品交換も増えてきます。
手放す前には、
- エアコンのトラブル
- 冷却水関係のトラブル
- オイル漏れ
- 次のクラッチ交換を考える時期
など、年式や走行距離を重ねた車ならではの
悩みも抱えていました。
それでも、
「この車を買って良かった」
という気持ちに嘘偽りはありません。
運転の楽しさを教えてくれたこと。
休日のドライブが趣味になったこと。
人生が変化する時期にそばにいてくれたこと。
私にとってノートNISMO Sは、
ただの移動手段ではありませんでした。
これからもずっと大好きな、
私にとって大切な「相棒」です。
①走る楽しさを教えてくれた
まずは、
走る楽しさを教えてくれたことです。
- 1.6Lエンジン
- 5速マニュアルトランスミッション(MT)
- 車重1,080kgの比較的軽量なボディ
ボディには補強も入っていて、
運転していてボディがねじれるような感覚も
ほとんどありませんでした。
そして印象に残っているのが、
かなり敏感に感じたアクセル特性です。
少しアクセルを踏んだだけでも
車が前へ出ようとする感覚があり、
私はかなりピーキーだと感じていました。
後輪駆動のスポーツカーとは当然性格が違いますし、
誰でも簡単に気持ちよく曲がれる車だった、
という印象でもありません。
だからこそ、車の動きを考えながら
自分で操作する楽しさがありました。
うまく運転できたときに楽しい。
私にとっては、そんな車でした。
②維持費と楽しさのバランスが良かった
続いては、
維持費と楽しさのバランスです。
1,600ccという排気量は、
自動車税の区分では1.5L超〜2.0L以下に入ります。
そのため、税金だけを見れば
少し中途半端に感じる部分もありました。
ですが、
- 大人が5人乗れる
- 荷物もそこそこ積める
- MTで運転を楽しめる
こうした実用性を考えると、
私自身はそこまで気になりませんでした。
燃料はハイオク指定でしたが、
私の使い方では街乗りで12〜13km/L程度走ることも多く、
燃費にも大きな不満はありませんでした。
走りを優先した2ドアのスポーツカーなどと比べれば、
人や荷物を乗せやすいのも大きなメリットです。
実用車として普通に使えて、
運転もしっかり楽しめる。
1台でその両方を満たせたことが、
ノートNISMO Sの大きな魅力でした。
③どこへでも行ける相棒だった
そしてこの車は、
本当にどこへでも行ける相棒でした。
納車したばかりの頃は、
楽しくて夜中まで走り回りました。
前職では仕事の関係で、
あちこちを走り回りました。
妻と出会って、
いろいろな場所へ遊びに行きました。
結婚して地方へ引っ越したときには、
荷物を載せて何往復もしました。
そして娘が産まれてからは、
家族旅行や帰省にも使いました。
妻と出会う前から、結婚、引っ越し、そして娘が産まれてからの生活まで。
人生の大きな変化のそばには、いつもノートNISMO Sがいました。
最近では私自身も年齢を重ねて、
昔ほど長距離を走り続けるのは
楽ではなくなっていました。
それでもノートが来た頃は、
本当にどこまでも走れるような気がしていました。
そのくらい、
運転すること自体が楽しかった車です。
④10年16万kmで見えてきた現実
もちろん、
良かったことばかりではありません。
10年半、16万kmを走る中では、
さまざまな修理や部品交換も経験しました。
- ラジエーターの初期不良
- 不注意による事故
- フロントガラスのひび割れ
- 約9万km時のクラッチ交換
- 車高調への交換
さらに手放す頃には、
タイヤ交換やエアコン、冷却水関係、オイル漏れ、
次のクラッチ交換なども考える状態になっていました。
もちろん、すべてが年式や走行距離だけを原因として
発生したわけではありません。
それでも、長く乗れば消耗品の交換や修理が重なり、
維持にお金がかかる時期が来ることは
身をもって感じました。
「長く乗れる」と「お金をかけずに乗り続けられる」は、
同じではありません。
10年16万kmまで乗ったからこそ、
車を長く所有する難しさも実感しました。
10年以上同じ車に乗るメリットや、維持するときの考え方はこちらの記事でも解説しています。
⑤それでも乗り続けた理由
維持する難しさを感じながらも、
私はノートNISMO Sが大好きでした。
もともとハッチバックが好きで、
見た目から私の好みに刺さる車でした。
それだけではありません。
- ノートの中でもMTを楽しめるNISMO S
- 走りと実用性の両方に満足できた
- 10年以上乗った分だけ思い出も増えていった
私にとっては、
簡単に替えの利く車ではありませんでした。
前の車も自分でカスタムしていましたが、
自分の中で本当の意味で「愛車」と呼べたのは、
ノートNISMO Sが初めてです。
⑥手放す前に感じていたこと
この記事を最初に書いたのは、
ノートを引き渡す約1週間前でした。
手放す決断は、
簡単ではありませんでした。
今も後悔していないと言えば、
嘘になります。
ですが、これから維持するために必要なお金と、
家族や生活環境のことを考えた結果、
次の車へ乗り換えることを決めました。
こんなに1台の車に思い入れができたことを、
自分自身が一番驚いています。
本当はこれからも、
たくさん走りたかった。
もっとたくさんの景色を、
ノートと一緒に見たかった。
ノートと過ごした10年半は、
間違いなく私の人生の一部でした。
いつかまた、
自分の好きな愛車を取り戻すため。
そのために今は、
前を向こうと思います。
ノートNISMO Sを手放すことにした理由は、こちらの記事で詳しく振り返っています。
まとめ
- ノートNISMO Sは走る楽しさを教えてくれた
- 実用性と運転する楽しさを1台で両立できた
- 10年16万kmでは修理や消耗品交換も増えていった
- 長く乗る難しさを感じても、買って良かったと思える車だった
- 10年半の思い出を含めて、今でも大切な「相棒」だと思っている
この記事が、みなさんの判断材料になれば幸いです。


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