運転に慣れていないと、
右折や左折を難しく感じることもありますよね。
交差点では、
対向車や歩行者、自転車、信号など、
短い時間でいろいろな場所を
確認する必要があります。
「右折するタイミングが分からない」
「左折するとき自転車が怖い」
「後ろの車がいると焦ってしまう」
そんな方もいると思います。
ですが、周囲の車に合わせて
急いで曲がる必要はありません。
今回は右折・左折が苦手な方へ向けて、
初心者のうちから意識しておきたいポイントを
分かりやすく解説します。
結論|右左折は曲がる前から準備しておこう
右折や左折で大切なのは、
交差点へ入ってから慌てるのではなく、
曲がる前から準備しておくことです。
右左折では、次の流れを意識してみましょう。
- 曲がる場所を早めに確認する
- 適切なタイミングでウインカーを出す
- 曲がる前に十分速度を落とす
- 車だけでなく歩行者や自転車も確認する
- 曲がった先の状況まで見る
確認する場所が多いからこそ、
ひとつずつ早めに準備することが大切です。
スムーズに曲がることよりも、
自分で安全を確認してから進むことを
優先しましょう。
曲がる場所は早めに確認する
初めて走る道路では、
ナビを頼りに走ることも多いと思います。
そんなときに注意したいのが、
曲がる場所へ直前になって気づくことです。
交差点が近づいてから気づくと、
・急に速度を落とす
・慌ててウインカーを出す
・無理に車線変更する
といった操作につながりやすくなります。
ナビだけでなく案内標識なども確認しながら、
できるだけ早めに
曲がる場所を把握しておきましょう。
曲がる場所を通り過ぎても、
無理に戻ろうとしなくて大丈夫です。
その先で安全にルートを修正できます。
急な減速や無理な車線変更をするくらいなら、
一度通り過ぎる方が安全です。
また、初めて走る道なら
出発前にルートを確認しておくのもおすすめです。
曲がる交差点や目印などを
ストリートビューで確認しておくだけでも、
運転中の余裕は変わってきます。
曲がる交差点へ向かうために
車線変更が必要になることもあります。
車線変更が怖い方はこちらも参考にしてください。
ウインカーは適切なタイミングで出す
右折・左折する際は、
ウインカーを出すタイミングにも注意しましょう。
ウインカーは、自分がこれからどう動くのかを
周囲へ伝えるための大切な合図です。
右折・左折の場合は、
曲がる地点の30m手前に達したときから
合図を出すのが基本です。
また、車線変更などの進路変更では、
進路を変える約3秒前から
合図を出します。
出すのが遅すぎると、
後続車などがこちらの動きを予測しにくくなります。
一方で、必要以上に早く出すと、
手前の交差点や店舗へ曲がると
誤解される可能性もあります。
ウインカーは「曲がる直前に出すもの」ではなく、
これからの動きを周囲へ伝えるためのものです。
決められたタイミングを意識しながら、
周囲がこちらの動きを予測できるように使いましょう。
右折は対向車だけを見ない
右折するときは、
どうしても対向車が途切れるタイミングに
意識が集中しやすくなります。
ですが、対向車だけを見て
右折を始めないようにしましょう。
右折した先には、
・横断歩道を渡る歩行者
・横断してくる自転車
・対向車の陰から来るバイク
などがいる可能性があります。
特に対向車が途切れた瞬間は、
「今なら行ける」と前方へ意識が集中しがちです。
対向車が来ないことと、
右折先まで安全であることは別と考え、
曲がった先まで確認してから進みましょう。
右折するタイミングに迷ったら無理をしない
交通量が多い道路では、
右折するタイミングを
判断しにくいことがあります。
後ろに車が並んでいると、
「早く行かないと」と焦ることもありますよね。
ですが、後続車を気にして
無理に右折する必要はありません。
自分で安全に右折できると判断できなければ、
そのまま待ちましょう。
後ろの車を数秒待たせることより、
無理に右折して事故になる方がはるかに問題です。
対向車との距離や速度、
右折先の歩行者などを確認して、
安全に進めるタイミングを待ちましょう。
また、交差点によっては
青色の矢印信号が設置されています。
赤信号でも青い矢印が点灯している場合は、
自動車はその矢印が示す方向へ
進むことができます。
逆に、自分が進みたい方向の
矢印が出ていない場合は、
ほかの方向の矢印につられて
進まないよう注意しましょう。
慣れない交差点ほど、
周りの車ではなく
自分が従う信号をしっかり確認してください。
左折では歩行者や自転車に注意する
左折するときに特に気をつけたいのが、
車の左側にいる歩行者や自転車です。
交差点へ近づく段階から、
・左側を走る自転車はいないか
・歩道に歩行者はいないか
・横断歩道を渡ろうとしていないか
などを確認しておきましょう。
特に注意してほしいのが、
左折する少し前に
自転車を追い抜いた場合です。
一度追い抜いていても、
こちらが交差点で減速する間に
左側へ追いついている可能性があります。
「さっき自転車がいたな」と覚えておき、
左折する直前にもう一度
ミラーと目視で左側を確認しましょう。
過去に私が歩行者として歩いていたとき、
目の前で自転車の巻き込み事故を
目撃したことがあります。
そのときは無我夢中で、
自転車の方の救助や
救急・警察への連絡を行いました。
一通り事故対応が終わったあと、
目撃した事故が何度も頭に浮かび、
その日は結局眠ることができませんでした。
その経験以降、私自身が運転するときも、
左折時の自転車や歩行者を
かなり慎重に確認するようになりました。
左折するときは、ミラーだけでなく
死角に自転車や歩行者がいないか確認しましょう。
少し前に追い抜いた相手が
左側へ追いついている可能性も忘れないでください。
左折する時に反対側へ膨らまない
左折する際は、
車の内輪差にも注意が必要です。
車は曲がるとき、
後輪が前輪より内側を通ります。
そのため、縁石などへ乗り上げないように
車の動きを意識しましょう。
ただし、内輪差が気になるからといって、
左折前に一度右側へ大きく膨らむ必要はありません。
右側へ膨らむことで、
隣を走る車などへ接近したり、
周囲から動きを予測しにくくなったりして、
かえって危険になる場合があります。
普通乗用車で一般的な道路を左折するなら、
必要以上に右へ膨らまずに曲がりましょう。
縁石との距離が不安な場合は、
早めに速度を落としてゆっくり確認する方が安全です。
右左折する前にしっかり速度を落とす
右折や左折では、
曲がる前に十分速度を落としましょう。
速度が高いまま交差点へ入ると、
周囲を確認できる時間も短くなります。
曲がりながら慌ててブレーキを踏むより、
直進している段階で速度を落としておけば、
歩行者や自転車、曲がった先の状況を
落ち着いて確認できます。
私自身も、先ほどお話しした
巻き込み事故を目撃してから、
曲がる前の減速を特に大切にしています。
周囲を見ていても、
子どもの飛び出しなど
道路上では予想できないことが起こります。
何かあったときに止まれるよう、
交差点では早めの減速を意識しましょう。
曲がった先の状況も確認する
右折・左折では、
交差点へ入る前だけでなく、
曲がった先の状況も確認しましょう。
- 横断歩道に歩行者や自転車がいる
- 前の車が停止している
- 曲がった先が渋滞している
- 道路が狭くなっている
- 自分の車が入れるスペースがない
特に交通量の多い交差点では、
信号が青だからとそのまま進むのではなく、
曲がった先に自分の車が入れるかも
確認することが大切です。
目の前の信号や対向車だけでなく、
これから自分が進む場所まで
見るようにしましょう。
右左折は焦らず一つずつ確認しよう
右折や左折が苦手だと、
後ろの車や周囲の流れが
気になることもあると思います。
ですが、右左折で大切なのは、
周囲より早く曲がることではありません。
自分で安全を確認できてから進むことです。
最初は対向車との距離や、
歩行者・自転車を見るタイミングが
分かりにくいかもしれません。
それでも運転を続けていけば、
少しずつ周囲を見る余裕も生まれてきます。
右左折が苦手でも、
焦って上手に曲がろうとする必要はありません。
早めに準備して、速度を落とし、
見る場所をひとつずつ確認していきましょう。
右左折だけでなく、運転全体にまだ自信がない方へ。
初心者のうちに意識しておきたい基本的な運転のコツも
こちらでまとめています。
まとめ
- 右左折は曲がる場所を早めに確認して準備する
- ウインカーは右左折なら30m手前、進路変更なら約3秒前を基本にする
- 右折では対向車だけでなく歩行者・自転車や右折先も確認する
- 右折するタイミングに迷ったら無理に進まない
- 左折では歩行者や自転車の巻き込みに注意する
- 左折前に必要以上に右側へ膨らまない
- 曲がる前に速度を落とし、進行先まで確認する
この記事が、みなさんの判断材料になれば幸いです。


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