冷却水(クーラント)交換の目安は?減るのは異常?補充と交換の判断基準

目次

冷却水交換していますか?

みなさんは、
冷却水(クーラント)を交換したことがありますか?

ディーラーやガソリンスタンドで、
「減ってるから補充しますか?」
と言われた方いると思います。

冷却水って、補充だけで大丈夫なのでしょうか?
それとも、エンジンオイルみたいに交換が必要?

今回は、
・冷却水の交換タイミング
・交換の必要性
・注意点

上記を分かりやすく解説します。

※なお、冷却水はクーラントとも呼ばれる液体です。
本記事では、「冷却水」表記で統一します。

結論|冷却水は交換推奨です

最初に結論をお話しします。

冷却水は、使用されている種類にもよりますが、
基本的に交換が必要です。
補充で済ますケースもありますが、
長期間になれば交換する方がよいでしょう。

目安は、
・一般的な冷却水(ロングライフクーラント:LLC)
約2年〜3年に一回推奨
・長寿命タイプの冷却水(スーパーLLC)
→7年〜10年に一回推奨

特に長寿命タイプを使用されている車は、
乗り換えまで無交換のケースもあります。

ただし、
色が濁ってきたり、量が極端に減っているなどの
異常があれば要注意です。

車検ごとに点検依頼をし、
必要に応じて交換
をするのがお勧めです。

冷却水(クーラント)とは何か

それでは、冷却水についての説明をします。

一番大きな機能は、
ラジエーター(熱交換器)という部品の内部を循環し、
エンジンの温度管理を行うことです。

エンジンは構造上、稼働中、
特に高回転になればなるほど熱を持ちます。

その温度を一定に保ち、
必要以上に温度を上昇させないように、
冷却水は必要なのです。

また、みなさんはエンジンの
「オーバーヒート」
を聞いた事がありますか?

これはエンジンが高温になり過ぎて、
動かなくなってしまう状態を指します。

冷却水はこれを防ぐ役割も大きいのです。

あとは、ラジエーター内を循環しながら
錆を防ぐ防錆効果もあります。

このように、一見は色のついた水ですが、
エンジンを動かす上で非常に重要な役割を持つ液体なのです。

冷却水が減る理由

冷却水は、使用状況によっては
徐々に減ることがあります。

理由としては、
・自然蒸発(エンジンの熱による減少)
・劣化
・漏れ
などが挙げられます。

特に、冷却水は夏場、
外部の気温とエンジンの熱が相まって、
非常に高温になります。

そうなると、少しづつではありますが
自然に減少してしまうのです。

あと、漏れが発生した場合は非常に危険です。

冷却水が極端に減少すると、
ラジエーター内が高温になり、
エンジンの温度管理ができなくなります。

そして、最終的に
エンジンのオーバーヒートに繋がります。

冷却水の漏れは、
そこまで珍しいトラブルでもありません。

ですので、たまにボンネットを開けて、
冷却水量の確認をする事が大切です。


なお、車は走行距離や経年によって、
冷却水以外にも様々な部品が劣化していきます。

走行距離と車の状態の関係については、
こちらの記事でも詳しく解説しています。

「車は10万km超えたら壊れる?過走行車と長く付き合うための考え方」


交換の目安は?

結論部でお話ししましたが、
長寿命タイプを使用していない場合は
「基本2〜3年おき」が目安です。

特に、車検ごと(2年に1回)がお勧めです。

店舗によっては、他の整備と合わせる事で
金額が下がるケースもあるからです。

少し前までは色の濁りでも判断できたのですが、
最近の冷却水は極端な色変化が少なくなっています。

逆に、大きく色が変わっている場合は、
他の部品や配管不良の可能性もあるので注意です。

補充だけでいいケース

逆に補充だけでいいケースもお伝えします。

まず、少量だけ減っているケースです。

これは自然蒸発の可能性が高いので、
補充のみで問題ありません。

念の為、漏れの確認もしておくと安心です。

ただし、長期間交換してない場合は
補充では無く、交換をしましょう。

補充は、あくまで交換と交換の間を繋ぐ処置です。

ですので、
原則は交換、という意識を持つ事が大切です。

注意が必要な状態

ここは重要なポイントです。
見逃すと、最悪エンジン故障に繋がります。

まず、ボンネット周辺から
独特の甘い臭いがした場合。

このケースは、
高確率で冷却水が漏れているかつ、
エンジンがオーバーヒート気味です。

漏れる箇所もいろいろあり、
・ラジエーターキャップ(圧力をかける蓋)
・配管の繋ぎ目
・配管自体の損傷
・ラジエーター本体

など様々です。

下手に触ると火傷する可能性があるので、
こうなった場合はレッカーサービス推奨です。

他にも、目立つ濁りがある場合や
錆が見受けられる場合。

これも危険信号なので、
信頼できる店舗に相談してください。

こういったトラブルは、
日頃の点検で防ぐ事ができます。

ですので、月1回や長距離走行の前には
ボンネット内の点検
をするようにしましょう。

現場での実体験

冷却水関係のトラブルは、
バッテリー、タイヤに次いで多かったです。

特に、来店した瞬間から、
オーバーヒートを確信するケースも多々ありました。

また、冷却水の減少に気づいていないお客様も多く、
補充のおすすめはよくしていました。

実際、水物で売りやすかった、
という事実もありますが。

ただ、交換になるとしぶられるお客様が多く、
交換の必要性を説明するのが大変でした。

冷却水には使用期限が明確にあります。
それを過ぎると冷却性能も落ちます。

そうなると、オーバーヒートの原因になるので、
定期的な交換は必要です。

日頃の点検と合わせて
意識するようにしてください。


冷却水に限らず、車の消耗品は定期的な点検が重要です。

車にかかる維持費や、消耗品の考え方については
こちらの記事も参考にしてみてください。

「車の維持費は月いくら?初心者向けにわかりやすく内訳を解説」


まとめ

・冷却水は原則交換必要
・減りは要注意
・補充は応急処置
・迷ったら点検

この記事が、みなさんの判断基準になると幸いです。

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